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お知らせ
2022.12.21

入社のご挨拶

はじめまして。

12月より入社いたしました、鯉沼愛実と申します。

制作チームに所属し、ディレクター兼ライターとして、制作のディレクション業務および、自社メディアの記事やメルマガの執筆をはじめとするライティング業務を担当させていただきます。

これまでの経歴

前職では教育福祉業界にて、児童発達支援員として発達障害を持つお子さまへの支援や、教育機関へのコンサルティングなどに従事してきました。

畑違いな業界からの転身となりますが、その根幹を貫く軸には、「人の行動変容」というキーワードがあります。

これまで現場支援においては、「応用行動分析」という考え方に基づき、人の行動に焦点をあて変容を図る形での問題解決を行ってきました。

そのさなか、お子さまへの指導内で行ったiPadのアプリを使った支援こそが、私にとって大きな転機となりました。

アプリのボタンのデザインによって、それを操作するお子さまの行動が変化する場面に立ち合ったことで、デザインが人の行動変容に影響を与える可能性を実感し、そして強く惹かれました。

そこからWebとデザインについて学び、ご縁があって入社の運びとなりました。

強みとなり得るもの

転身を志したきっかけは「デザインを通じた行動変容」でしたが、これまで学生時代から趣味や副業を通じ、さまざまなクリエイティブ活動を行ってきました。

Webサイト制作から映像制作、グラフィックデザイン、フォントデザイン、イラスト制作、ライティングに至るまで、ジャンルを問わず多様なコンテンツ制作の経験があります。

その中でも、もっともライティングを得意とし、これまで文芸誌の出版や販促コラム・メルマガの執筆、インタビューおよび記事の執筆などを手がけてきました。

こうした多岐にわたるコンテンツ制作経験および制作全般への興味関心、そして物事を「ことば」に落として伝える力を磨いてきた経験は、今後の業務にあたり糧となると考えています。

お客様と制作サイドを「ことば」でつなぐ

かつて、コピーライティングについて学ぶ機会があり、「コピーライターの仕事とは『ことばで旗を立てる』ものである」という考え方に触れました。

広告全体を貫くメッセージや、コンテンツのコンセプトなどをすくう「キャッチコピー」ということばを掲げることは、関係者全員の共通認識を揃え、それこそがその後のアウトプットの指針となるという考え方です。

この考え方は、ディレクションのあり方にも共通しているものであると考えています。

たとえば、Webサイト制作において、デザイナーやコーダーの仕事はデザインを目に見える形にすることであるとします。それに対し、ディレクターの仕事の本分は、デザインへ至る前の混沌とした状況を整理し、制作の目的や達成目標といった要件を定義し、プロジェクトの進むべき方向を明確化したうえで舵を切っていくことであると考えます。

そのとき、「ことば」は関係者間の共通認識としての「旗」となり、さらにはお客様と制作サイドをつなぐ「架け橋」としても機能します。

この考え方を踏まえ、今後携わらせていただく案件では、お客様が抱える言語化できていないイメージやモヤモヤなどを共に「ことば」に落とし込み、「ことば」で指針を示しながら、Webや広告を用いた課題の解決に寄与していけたらと考えています。

合わせて、Webや広告の知識、そしてお客様が扱う商材への理解も深めながら、より専門性に基づいた施策や、価値を生み出すライティングのご提案ができるよう尽力していく次第です。

末筆ではございますが、今後ヨクスルの一員として、お客様をよくするために励んでまいりたいと存じますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

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この記事を書いたライター

制作チーム
鯉沼 愛実

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