- イベントレポート
- 2025.02.17
ヨクスル株式会社新潟社員旅行に行ってきました!(観光編)
先週2月10日の月曜日、全社でお休みをいただいて越後湯沢へ社員旅行に行ってきました。
ウィンタースポーツをする社員はスキー場へ、運動音痴な私を含む観光組の社員は、少し足を延ばして美術館へ。
ドカ雪のために乗ろうとしていた電車が運休だったので、少々贅沢をしてタクシーで十日町へ。
雪国に住まう方々には当たり前かと思いますが、日頃東京に暮らしていると非日常な景色です。

タクシーの車窓から。すごい雪、というか吹雪吹雪です。

というわけで、十日町の 越後妻有里山現代美術館 MonET に到着です。
大きく吹き抜けになった中庭部分に雪がしんしんと積もっていて幻想的な雰囲気ですね。
個人旅では大地の芸術祭で何度か訪れているのですが、雪景色は初めてでとてもテンション上がりました。

青空があるでしょう|三宅感
岡本太郎賞を受賞した生命とエネルギーが溢れる作品。

こちらも三宅感氏の作品、弊社社員に良く似た顔もいる気がします。

妻有とホストメリの旗|ニキータ・カダン
ウクライナ キーウ出身の作家の作品。
旗の部分はホストメリ(ウクライナの町)の瓦礫の中から拾った散弾を受けて破損した鉄板、土台は信濃川の石で作られているそうです。

白い服 未来の思い出|ターニャ・バダニナ
仄かに光っていて天使のよう。
素材は手漉き和紙で、越後妻有の畑で働く人々の野良着をモチーフにしているそうです。

movements|目[mé]
個と集団。
写真だとわかりにくいですが、一つ一つが時計の針でそれぞれに時を刻んでいます。

16本のロープ|イリヤ&エミリア・カバコフ
大地の芸術祭ではおなじみのイリヤ&エミリア・カバコフ夫妻の作品。
旧ソ連圧政下の人々の暮らし、日常と感情の記憶。
カバコフ作品はまつだいの方にも複数あってそちらにも足を延ばしたかったのですが、雪のため今回は断念しました(また来ます)。

Force|名和晃平
黒いシリコーンオイルが滝のように流れ続けている不思議な空間彫刻。
可視化された重力と瞬間の連続性に圧倒されます。
自分用おみやげにこの作品のアクキー買いました。

ソイル・ライブラリー/新潟|栗田宏一
土の色の美しさに惹かれた作家が、新潟県各地の土を集めて色別に並べています。
見知った地名を探してしまいますね。

遠方の声|中谷ミチコ
越後妻有の集落で聞いた昔話をモチーフにしているそうです。
凹凸が逆に彫られた絵の部分に透明の樹脂が満たされていて、不思議な立体感があります。
展示空間自体を作品とするインスタレーションを中心とした美術館で、この大雪で観光客も少なく、一つ一つの作品を時間をかけて鑑賞できたのは非常にラッキーでした。
写真では捉えづらくて撮れなかった作品もあるので、気になった方はぜひ現地を訪れてみてください。

その後、越後湯沢のカフェで作品について思い返しつつ語り合うなどしました(右下のが前述のおみやげに買った名和晃平作品のアクキー)。
朝、電車止まってたときはどうなるかと思いましたが、そのスリリングさも含めて良い旅でした。
最後はスキー組の社員と合流して居酒屋さんで乾杯し、美味しくて新鮮な魚介(流石新潟!)などをいただき、帰路につきました。
リフレッシュできたので、また良い仕事ができるよう、頑張ります。
この記事を書いたライター
- マーケティングチーム
- 西山 晶子