1潜在層にアプローチでき、商品の認知拡大ができる
ディスプレイ広告の最大のメリットは、潜在層に対して商品やサービスの認知拡大ができることです。まだ課題に気付いていない顧客や、問題は抱えているがまだ具体的な行動に移そうとしていないユーザーにアプローチをして、ニーズを引き出すことが可能です。
ディスプレイ広告とは、Webサイトの広告枠に表示される画像広告、動画広告、
テキスト広告など、すべての広告の総称です。よく耳にするバナー広告とはここでいう画像広告のことを指します。
ディスプレイ広告の最大のメリットは、潜在層に対して商品やサービスの認知拡大ができることです。まだ課題に気付いていない顧客や、問題は抱えているがまだ具体的な行動に移そうとしていないユーザーにアプローチをして、ニーズを引き出すことが可能です。
設定したキーワードが検索されなければ配信されないリスティング広告と比べて、広告枠が圧倒的に多く、安い単価で広告を配信することが可能です。
ディスプレイ広告には、GDNではリマーケティング、YDAではリターゲティングと呼ばれる配信機能があります。
一度、Webサイトを訪れたものの資料請求や問い合わせへ至らなかったユーザーに対して、再度広告を表示する方法です。一度Webサイトに興味を持ち、他のWebサイトを閲覧しながら情報を探しているユーザーを追いかけてアプローチをすることで、購入や申し込みへと導くことができる便利な機能です。
※GDN=Googleディスプレイネットワーク、YDA=Yahooディスプレイアドネットワーク(旧YDN)
ディスプレイ広告は、潜在層も含めた幅広いユーザーが対象となるため、すぐには申し込みや購入につながりにくいという特徴があります。
課題やニーズが明らかで、すぐに行動を起こそうとしている顧客にアプローチする検索広告に対して、コンバージョン率や、即効性が低いという弱点があります。
画像やそこに含まれるテキスト、多様なターゲティング方法などにより、様々な訴求が可能なことはメリットとも言えますが、成果の良し悪しがどの要因によるものなのかは見えづらくなります。そのため、成果改善に時間を要する場合があります。
ディスプレイ広告・リスティング広告いずれにも言えることですが、広告を配信する目的を明確にすることが重要です。
特にディスプレイ広告は、幅広い層にアプローチができるので、「認知拡大・ブランディング」「サイト誘導」「コンバージョン」など目的によって、運用の手法を差別化する必要があります。
広告バナーは、シンプルかつ訴求したいポイントが明確に伝えられるデザインにする必要があります。
配信するターゲットに合わせて、興味・関心をもってもらえるキャッチコピー・デザインを取り入れることが大切です。
広告とターゲットの合致に加えて、ランディングページと広告の内容も合わせる必要があります。
広告経由で流入するユーザーを、サイト内のどのページに誘導するかによって、
成果効率は大きく変動します。
また、広告のデザインとランディングページのデザインのテイストが揃っていることも重要です。
広告配信の目的や、ターゲットユーザーの状況に合ったランディングページを設定しましょう。
※ランディングページ=狭義では、広告をクリックした先に現れるページという意味で使われる。