- 日々と日常
- 2015.04.02
4月1日
福田です。
今日は街中で真新しいスーツの若者をたくさん見かけました。
毎年、桜が咲く頃にやってくる1日。
僕にもかつてそんな日があったはずです。
その頃の自分はどんな奴だったんだろう? この日が来るたび、毎年考えている気がします。
今日、見かけた人たちは大卒の人でも平成生まれですね。
社会人になってからそれなりに時間がたったなと思いました。
これも毎年のことですが、今日は、知り合いの経営者の方や、クライアントのfacebook、twitterなどに新卒者についての事がいくつも投稿されていました。
新卒者の皆様、入社おめでとうございます。
私の知っている会社に入れたという事は、大人の目線で言えば、規模や知名度は別にして、すごく良い会社に入れているって事だと思います。
社会人になると、それだけで、学生時代に比べればストレスを感じる事が多い環境なので、最初のうちは気が付かないかもしれません。
もしかすると、そんな恵まれた会社でキャリアをスタートさせてしまったら、この先ずっと気付けないかもしれませんが、あなたの入社した会社は良い会社なんですよ。
基本、仕事は大変です。そして、『嫌だな』とか、『やりたくない』と感じることが度々あるものです。
しかし、どんな時でも会社に入れてもらった事とか、仕事や社会人としての基礎、その他のいろいろな事を覚えさせてもらっている事に、感謝をしたほうが良いですよ。
僕も若い頃はそんな事に感謝なんて一切したことがありませんでした。けれども、最近はすごく感謝しています。
今 どうにか生きていられるのは、社会に出るきっかけを与えてくれて、何も知らなかった自分に、お金を払ってまでいろいろなことを教えてくれた会社、そこで出会った上司、諸先輩方のおかげです。
景気のとても悪い時期に、採用してくれましたし、とにかくたくさん面倒をみてもらいました。
いつだか、仕事で嫌なことがあった時に、『嫌だ、早く辞めたい。』『とにかくもう会社には帰りたくない。』なんて考えたこともありましたが、今振り返れば、そういった経験があるから今があるわけで、全てひっくるめて、とても良い勉強をさせてもらえたと感謝しています。人生に大きな影響を与えてくれた人たちにも会えました。
直接言葉で伝えられる機会を作り難い人もいますので、この場をかりて書いておきます。
『ありがとうございました。とても感謝しています。』
仕事は大変ですけど、嬉しいと思えることや楽しいと思えること、やってて良かったと思えることもたくさんあります。
誰かを喜ばせる事もできるし、達成感だって今までにないくらい感じられます。
嫌なことは日々、たくさん感じますけど、意外と覚えていられません(どんどん新しい嫌なことが増えるからかな?)。
でも、良かったことはずっと覚えていられますし、ずっと感謝していられます。
ですから、新卒者の皆さん、『最初の職場だけは、3年くらいは何があっても頑張ってください』
『いやいや、会社はすぐに辞めても大丈夫だよ』とか『無理して病気になるほうが大変じゃない?やめたら?』とか『合う合わないがあるから仕方ないよ』などという意見ももちろんありますけど、僕自身は自身の体験から、最初の会社だけは、とにかく頑張って、すぐに辞めないほうが良いんじゃないかなと思っています。
このブログに騙される必要はありませんが、同じようなことを言う人は周りにたくさんいると思いますので、そういう人にあったらぜひ騙されてみてください。
いろんな意見はありますが、極端に変な考え方をしなければ、人生の中でとても有意義な3年間になるはずです。
これ、エイプリールフールのネタとして書いているのではありません。
おそらくあと一月もすれば研修も落ち着き、皆様からの営業の電話が鳴りはじめる事でしょう。
当社に売り込んでいただく際には、是非とも宜しくお願いします。
ヨクスル株式会社でも、早く新卒者を採用できるようになりたいです。
この記事を書いたライター
- 代表取締役 福田 大輔