- 学びごと
- 2021.08.13
直帰率の低いメインビジュアルのポイント
こんにちは。
ヨクスル制作チームのデザイナー、志村です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
私は最近、オリンピックを見る日々が続いていました。
私の中で特に印象に残ったのは、スケートボードの堀米雄斗選手や中山楓奈選手、四十住さくら選手、体操の橋本大輝選手、サッカーのU24のチームなど、若い世代の選手の活躍でした。
こんな時期なので、色々と思うところがある方も多いオリンピックだったのかなぁと思います。
でも、新たに出てきたフレッシュな選手達が、明るい未来を示してくれているようで、力をもらった方も多いのではないかなと思いました。
選手の皆さん、感動をありがとうございました。
そしてパラリンピックの選手にエールを送ります!
直帰率の低いメインビジュアルのポイント
さて、今回は「直帰率の低いメインビジュアルのポイント」をについて書きたいと思います。
メインビジュアルとは、キービジュアルとも言われ、webサイトのトップページの上部に表示される、サイトの顔となるコンテンツのことです。
多くのユーザーは、トップページからサイトに訪問します。
なので、まず最初にメインビジュアルを見てこのサイトに自分の求める情報があるかを判断します。
つまりサイトを訪れたユーザーが「ここには自分の求める情報は無いな」と判断したらその時点で離脱していまい、直帰率が高くなってしまいます。
以上の理由からサイトの顔となるメインビジュアルはとても重要な要素と言えるのです。
point01. 「何の為に」「誰に向けて」「どのように」
「何の為に」
新製品をアピールしたい、自社の製品を知って欲しい、資料請求や問い合わせをしてほしいなど
「誰に向けて」
年代、性別、職業、などのターゲット
トレンドに敏感な女子大学生、webサイト制作を行いたい企業など
「どのように」
例えば、一目ではわかりづらいもの(専門的なものなど)は複数画像をスライドさせたり動画を流す、
ブランディングが重要なサイトなら画面いっぱいの画像にロゴのみにするなど
以上の3点を明確化することで、メインビジュアルの方向性が定まります。
point02. 情報を厳選して整理
ファーストビューでそのサイトを離れてしまうユーザの割合(直帰率)はLP(ランディングページ)で70%以上、コーポレートサイトで40~60%との説もあります。
時間にすると約3秒の間にユーザーは離脱するかを判断するということです。
「じゃあ情報をなるべく多く伝えた方がいいのでは?」と思うかもしれませんが、それは逆で厳選した情報を入れる方が良いと考えます。
なぜなら、情報量が多すぎるメインビジュアルは理解する意欲を削ぎ、ストレスを与えてしまいますし、結局何を伝えたいのかが分かりづらくなってしまうからです。
文字数でいうと、人間が1秒間に読める文字は平均約4~5文字なので、3秒間であれば最大15文字程度。
つまり、メインビジュアルにおいて一番伝えたいメッセージは、この文字数から画像要素を差し引いた10文字前後が目安になるかもしれません。
ただ一概には言えないのは、デザイン性を重視して読むことを想定していない長文テキストを入れているサイトも昨今は多いので、この辺りは凝り固まり過ぎずに考えたいところですね…。
point03. 効果的なキャッチコピーとレイアウト
前述したように、ユーザーは3秒で以下のことを判断します。
・ターゲットは誰か
・読み進めるメリットはあるか
・利益(ベネフィット)は何か
ここでポイントになるのがキャッチコピーとレイアウトです。
特にLP(ランディングページ)では重要になってきます。
例えば、「20代女性でお肌に悩みを抱える女性」をターゲットとした化粧水のLPだとしたら
「●%の女性が効果を実感」
「20代部門 売り上げ●位」
このように絶対的な数字で権威付けをしましょう。
また、ユーザーの目線は左から右へ移動するため、キャッチコピーは左で画像は右にレイアウトすると理解してもらいやすいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回書いた内容で直帰率が低いサイトが絶対に作れる!というわけでは無いですが、大切な要素であることは間違いないです。
今後も日々変化していくトレンドを掛け合わせつつ、効果的なメインビジュアルを研究していきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
この記事を書いたライター
- ヨクスル株式会社