- 日々と日常
- 2015.06.09
ご無沙汰してます
驚いたことがありました。
今朝、目が覚めてから何となく携帯でfacebookを見ていたのですが、昔勤めていた会社の後輩が長い文章を投稿していました。
彼はfacebookをよく利用するので、ここ数年は会っていないのですが、大体どんな日々を送っているかは把握しています。
時折、エッセイのような投稿もあるのでわりと楽しみにしているのですが、今日の文章は読んでいるうちに、なんだか自分によく似た奴もいるもんだなと思っていました。
で、またしばらく読んでいくと、自分のことが書かれてました。
褒めてくれているのですが、その文章がカッコ良くて困りました。
『シェアしたい』『自分の友達に見せたい』とも思いましたが、ちょと恥ずかしいので止めました。
で、この投稿を見せれないので、伝えるのがすこし難しいのですが、面白いと思ったことがありましたので、ここに書かせてもらうことにしました。
投稿の中で彼が、ヨクスルを起業した僕について、
『昔に言っていたことを実現しているのはすごいなーって尊敬するし、』と書いてくれていました。
昔、彼に対して、「いつか会社をやるんだ」と言っていたのを、覚えていてくれたようで、それについてのコメントでした。
(お酒の席で言った話であったこと、その後だいぶ長い間じっとしていたのでよく覚えていたものだなと思いました)
で、そういったメッセージを読んだから書くわけではないのですが、
「昔言ったことを実現している」を僕は普段、彼に対して思っているのです。
彼はここ数年、仕事以外の多くの時間をDJとして活動しています。
週末だけでなく、平日もやってるようなので、多い時には週3日くらいはDJをしています(←facebook情報)。
DJって、
カッコい
おしゃれ
センスがいい
モテそう
不健康そう
みたいなイメージもたれがちなんですが、
(↑ちなみにこれは、僕がDJについて思っているイメージ)、
イメージとは別のところで、実はすごく大変な活動なのです。
大変さの一部を紹介すると、毎回毎回、同じ曲ばかりかける訳にはいきませんから、その都度、新しい曲を探して仕入れる必要があります。
単純に新しい曲、昔の曲で忘れられていたけど今聞いたらカッコいい曲、他のDJがかけない様な曲などなど、日々曲を探して、手に入れていかないといけないし、曲を手に入れたら入れたで、どの曲とつなぎ合わせるか?とか、どんな効果を入れてカッコよさを演出しようかと、曲を聴いて、つなぎ方を確認したり練習したりと、普段からお金と時間が結構かかるのです。
しかも、本番は大抵、夜の深い時間で、大量のお酒とたばこの煙と大音量に囲まれています。会話する時は音に負けないように大声をだすので、とっても疲れます。
一晩やれば次の日は夜までぐったりしているようなものです。
実は、僕もだいぶ昔にチャレンジしたことがあるのですが、こんな理由もあって結局長続きしませんでした。
ゲストで招かれるだけでなく、自身でパーティーを主催したら、お店やスタッフとの打ち合わせ、ゲストDJの手配、告知活動など、さらに多くの時間と労力も必要となります。
こんな大変な活動を、彼は週末だけでなく平日も仕事終わりにやって、次の日はしっかり朝から仕事をしているようです。
よく時間が作れるし、よく体力と気力が持つなと思います。
ちなみに、彼にDJをさせるきっかけを作ったのは僕なんですけど(なはず)、上記したように、とにかく続けていくのが大変なため、いつからか僕はやらなくなったのですが、彼はその後もしっかりと続けていました。
同じ会社で仕事をしている時は、色々なことに興味を示す積極さの反面、割と飽きっぽい性格なのかと思っていたのですが、DJだけは何年も続けていました。そろそろやめるかな?と思ったこともあるのですが、決してやめずに、活動の上でいろいろな人と知り合って、仲間を増やして、さらに仕事も手を抜かずにしっかりやって、それなりに評価されているみたいなのでこれは本当に凄い事だと思っていますし、尊敬しています。
彼は、
DJをうまくできない時でも止めなかった。
パーティーに全然人が集まらなくても止めなかった。
たぶんですけど、仲間とうまくいかないことがあっても止めなかった。
仕事も手を抜かず両立している。
すごいです。
彼自身はどう思っているかわかりませんが、外から見たら、彼は、昔からなりたかった自分になれているのではないかな?とか、充実した日々を過ごしているのかな?と思っています。
自分のやりたいことをやって、それを何があろうと、世間からどう言われ様とやり続ける!この単純だけど難しいことを、彼(のfacebook情報)から教わっています。
彼が自己実現をしているように、僕もこの仕事、起業を通じて自己実現できるように頑張らないと。少しくらいはカッコいい先輩でいないといけないな。と改めて思いました。
長くなりましたが、昔言ってたことを実現していてすごいのは君のほうだ!北島君
僕はもういい年なのと、正直疲れるので、深い時間のパーティーにはなかなか顔を出せませんけど、落ち着いたところでまた飲みましょう。音楽かかってなくて良いです。
それと、いつか仕事もまた一緒にできたら良いですね。
当社の採用ページも見ておいてください。
でも、そうなったらDJの活動を今みたいにさせてあげれないかもしれませんけど・・・
この記事を書いたライター
- 代表取締役 福田 大輔