- 学びごと
- 2021.12.28
『伝える準備』を読んで
こんにちは!ヨクスルセールスチームの林です。
最近、朝晩が特に冷え込み、朝起きることが辛くなってきました。
私は元々、長野県出身で、冬の眠りにつくときのお供として、湯たんぽを毎晩使用していました。
使った経験のない方、ぜひ試してみてほしいです!足の芯から温まり、快適に眠りにつけます。
体調管理に気を付けながら寒い冬を乗り越えましょう!
今月の本
今月読んだ本は、『伝える準備』です。
日本テレビアナウンサー藤井貴彦さんが著者の本です。
この本を選んだきっかけは、
私自身が伝えたいことをうまく言葉にできず、もどかしい気持ちになったり、
語彙力をもっと高めていけるようになりたい、
という思いがあった中でこの本を見つけ、何かヒントがあるかもしれないと思ったからです。
この本を通して、伝えることが上手くなるきっかけを学んだだけでなく、
日常生活、仕事との向き合い方の面でも学ぶ部分がありました。
特に印象に残ったお話を3つ紹介します。
印象に残ったこと
経験が言葉を作る
言葉で伝える為に『美味しいものを食べて美しいものを見なさい』
という言葉がこの本には書かれていました。
この言葉の第一印象は、どういう意味なんだろう?でした。
本を読み進めていくと、過去に見た景色やその時に感じたこと、美味しいご飯の味や匂い、温度などの経験が、言葉を作る土台になっていくのだと書かれていました。
私の幼少期から現在までを思い出すと、色んな所へ旅行に行き、綺麗な景色を見た時の感情、美味しいご飯を食べた時の幸せな気持ちがたくさんあり、その記憶は今でも残っています。
こういった経験を重ねることで言葉に旨味が増し、いろんな角度から伝えられると分かり、過去の経験を自分の財産として大切に残しておこうと思いました。
やりたくないことと向き合うために
私は、行動に移すまでに時間がかかるタイプで苦手なことになかなか重い腰が上がりません。
この本ではやりたくないことに向き合う為の2つの方法が書かれていました。それを読んで、嫌なことに対して向き合う気持ちが変わった気がします。
①なぜ嫌なのかを追求する
重い腰が上がらない理由を突き詰めてみる、そうすることで行動に移せない原因が明確になり、案外小さな理由で行動できていないことが多いと書かれていました。
嫌なことに対して向き合うことは最初は難しいかと思いますが、
そこから解決できる道が開けると思うと、嫌なことに対しての向き合い方が変わりました。
最近私は、洗濯物を畳むことにやる気が起きず、なぜそう思ったのか考えてみると、量が多いからという単純な理由でした。この問題の解決方法は、例えば、お風呂を溜めている間に、洗濯物を畳むなど、スキマ時間を利用して行動するようにしました。
②やれるところまでやってみる
『動き始めなければ、ゴールは今までと同じ』と書かれていました。
大変な作業に対して、1回でスタートからゴールまで突き進もうという気持ちだとやる気が出てこないことがあるかと思います。
この本では、できる所まで自分のペースで進めていけば、軌道に乗ってくると書かれていました。
私自身も作業のリズムが安定してくるとスムーズに業務を行えているように感じます。
本を読み、過去の経験を思い出してみると、始めるきっかけをつくることが大切だと感じました。
言葉に触れ、使うことで『言葉力』を高める
私は半年前まで、本はもちろん、ニュースにも強い関心がなかったので、言葉に触れている機会がとても少なかったように感じます。現在も決して多くはないのですが、本や新聞を読んだり、仕事終わりに毎日週報を記入し、自分を振り返るなど言葉に触れる機会を増やしています。
この部分を読んでいた際に、今、語彙力を高め、相手に上手く言葉で伝えられるよう取り組んでいることは、『言葉力』(言葉で表現する力)を成長させている段階なのだと感じました。
なかなか実感は湧かないのですが、地道に続けていこうと思っております。
藤井さんは、20年以上毎日、日記をつけて言葉を沢山溜め、自分を装飾していくと書かれていましたが、私には難しいことであると感じたと同時に、20年以上継続して取り組んでいることがすごいと感じました。
その代わりに、私自身で取り組めることは、日々仕事の締めくくりに1日の反省や、振り返りをきちんと行い、週報に書き留めることだと思いました。今後も継続していきます。
まとめ
言葉で伝えることにもどかしさを感じ、最初の一歩を踏み出していた時にこの本を読み、私が取り組んでいることは、言葉で表現する力を伸ばしている途中だから頑張れ!と背中を押してくれたような気持ちになりました。
皆さんも興味があればぜひ読んでみてください。
この記事を書いたライター
- セールスチーム
- 林 真実